事業概要1
事業概要
地域生活支援拠点等とは
障がい者の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据え、居住支援のための5つの機能(相談、緊急時の受け入れ・対応、体 験の機会・場、専門的人材の確保・養成、地域の体制づくり)を備えた拠点のことです。
八女市、筑後市、広川町が一体となり、平成30年度に八女地区障害者地域生活支援拠点センターすいれんを開設し、地域全体で支える面的整備型でのサービス提供体制構築に向けて、取り組んでいます。
*すいれんには、コーディネーターを配置しています。
地域生活支援拠点等が備えている機能は、次の通りです
(1)相談
緊急時の支援が必要な障がい者(要支援者)などを地域の相談支援事業所等と協力して、事前に把握・登録し、介護者不在時や障がい特性に起因して生じる緊急事態に備えるため、緊急一時的な宿泊登録施設と受け入れに関する必要な情報を共有し、常時の連絡体制を確保します。
(2)緊急時の受け入れ・対応
介護者の急な不在や障がい特性に起因して生じた緊急事態などのやむを得ない理由により、居宅での介護を受けることが出来ず、一時的に在宅生活を送ることが困難になった障がい者などで、短期入所の受け入れ先が確保できない場合、すいれんが24時間365日緊急連絡窓口となり、緊急一時的な宿泊事業(市町村補助事業)を利用するための調整を行います。
・利用日数 :最大5日間
・利用料 :食費などの光熱水費を実費負担
・受け入れ先:緊急一時的な宿泊事業登録施設
(3)体験の機会・場
家族と同居中、精神科病院入院中、グループホーム・入所施設利用中など、将来一人暮らしを希望する障がい者に、常時連絡体制を整えた「一人暮らし自立体験ルーム」を提供します。一人で暮らすイメージづくりを行い、今後の生活設計を考える機会にしています。
・利用料 :1,500円/日 (光熱水費、備品代込み)
・利用日数:延べ50日間/年
・場所 :八女市内の民間アパート(1室1DK)
(4)専門的人材の確保・養成
行動障がい・医療的ケア・複合的な課題を抱えている方など、対応が難しいケースに相談しやすく、しっかりと対応できる高度な専門性を持つ相談支援体制を整えるために、バックアップ研修を企画実施し、地域の福祉力の向上を図ります。
(5)地域の体制づくり
地域の様々なニーズに対応できるサービス提供体制の確保や地域の社会資源の連携体制の構築を行うため、「拠点検証・検討委員会」を定期開催し、拠点機能の充実と面的整備を促進し、地域の支援体制の構築に取り組みます。
地域生活支援拠点等ガイドライン
八女地区(八女市・筑後市・広川町)では、拠点検証・検討委員会を設置し、拠点機能の充実に向けて、検証・検討を行っています。その取り組みとして、地域生活支援拠点等ガイドラインを作成しました。
・ 八女地区障害者地域生活支援拠点等事業運用ガイドライン(PDF)(令和6年12月)
[様式関係]
・ (利用者専用)緊急一時的な宿泊事業事前登録申込書(PDF)(令和5年7月5日)
・ 緊急一時的な宿泊事業Q&A集(PDF)(令和5年7月5日)
※緊急一時的な宿泊事業の施設登録申込書は八女市、筑後市、広川町のホームページに申請様式が公開されています。
関連資料
・ 「八女地区障害者地域生活支援拠点センター すいれん」リーフレット(PDF)(令和5年7月5日)
・ 「一人暮らし自立体験ルーム」リーフレット(PDF)(令和5年7月5日)
連絡先
八女地区障害者地域生活支援拠点センター すいれん
〒834-0031
福岡県八女市本町17-2 リーベル内
TEL:0943-30-3110 FAX:0943-30-3101
[営業時間]8:30~17:15 [閉所日]土曜日・日曜日・祝日・年末年始
※緊急の場合は24時間365日受付。営業時間外は、外部委託業者に電話が転送されます。